2013/09/29

子宮頸がんについての質問 ①基本的な情報

先日テレビタミンで私の子宮頸がん体験を放送した後、
沢山の励ましのお便りやお声掛けをいただきました。

テレビを見て下さっている視聴者の皆様の優しさを感じています。
本当にありがとうございます。

それと同時に、「子宮頸がんについてもっと知りたい」と
多くのご意見やご質問をいただきました。

そこでこれから少しずつ、
そのご質問とそれに対する医師の回答を書いていきたいと思います。
皆さんと一緒に子宮頸がんについての理解を深めていけたら嬉しいです。


皆さんからのご質問にお答え頂いたのは
熊本大学医学部付属病院の婦人科がんの専門医、田代医師です。


まずは、子宮頸がんに関する基本的な情報から。


Q子宮頸がんとは?

田代医師
「子宮は体部と頸部に分かれています。その子宮の入口の子宮頸部に出来るがんです。
その多くは性交渉で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)です。

実は、このウイルスは性交渉を経た女性の約7割〜8割が感染すると言われています。
そして、ヒトパピローマウイルスに感染した一部の人ががんを発症します。」

Qどの年代に多い?

田代「20代〜30代の女性に多いがんの1位。
40代〜50代の女性でも2番目に多いがんです。

特に20代〜30代の女性に急増しています。

毎年、全国で約15000人の人たちが罹り、約2500人が死亡しています。」

Q予防方法は?

田代「予防方法は2つあります。ワクチン検診です。

HPVには100種類以上があり
そのうち子宮頸がんを引き起こすと考えられているHPVを
ハイリスクHPVと言います。

このハイリスクHPVの中で
16型と18型に有効なのがこのワクチンです。

HPVに感染する前に接種すれば、感染を約6割ほど防ぐ事ができます。

しかし、副作用が指摘され、
厚生労働省では調査を進めていて、現在は積極的な接種の推奨を控えています。」

「そして、ワクチン接種の有無に関わらず、必要なのが子宮頸がん検診です。

熊本県では、検診率が3割にも届かないのが現状。
ウイルス感染が心配される20代では約8パーセントしか受けていません。

定期的な検診をすることでかなり早い段階から見つける事ができるがんなので
是非検診を受けて頂きたいです。」



これから、田代先生をはじめ専門家の先生達にご協力を得ながら、
少しずつお伝えしていきます。どうぞ、お付き合いくださいね。