2015/02/22

嫌われ野良猫から、愛され地域猫へ

日曜日。

今日は相棒ディレクター森ちゃんと
明日テレビタニュースevery.で
放送する猫企画のロケでした。





ケージの中にいるのは、
みんな野良猫です。


2月22日(にゃんにゃんにゃん)
の日の今日から1週間
熊本市中央区の竜之介動物病院で

野良猫対象の
無料不妊去勢手術が
始まりました。


交尾排卵動物である猫は
交尾をすればほぼ確実に
妊娠します。

不妊去勢手術をしていないと

「猫なのにねずみ算」

という勢いで
猫が増えてしまい
結果的に交通事故に遭う猫や
人によって
ひどいことをされてしまう猫
そして殺処分されてしまう猫が
どんどん増えるという現実。

この現状を何とかしようと
始まったのです。




先日地元の新聞で、大きく
取り上げられたこともあって
続々と野良猫達が
運び込まれてきます。



竜之介先生。

ただひたすらに
殺処分される猫を減らすため
手術中。

「そんなに長い時間手術を続けて
お疲れでは?」

と聞くと

「いや、全然疲れないよ。
ボランティアさんも
良くやってくれるしね。

2020年までに
猫の殺処分ゼロを目指すという
目標があるから。

もし、来年の
殺処分数が減っていたら
嬉しいよね!」

とみじんも疲れを見せない
熱い先生です。



そしてボランティアさん達の
働きも素晴らしい!

ほとんどが
このようなボランティアは
初めてだそうですが

時間が経つにつれ
テキパキと
手術の流れをスムーズにすべく
動いていました。



アニマル動物病院の
本田院長も
あーす動物病院の
真辺院長も
無償で手術をお手伝い。

ボランティアさんとの連携の図、
素敵だな~。

みんなこころはひとつ。

「これ以上、不幸な猫を
増やさないこと」





手術が終わった猫ちゃんは
桜の形の
耳カットで
「このコは手術していますよ」
という印をつけます。

これは
もう増えないですよ
という意味と
間違ってまたお腹を
開かれることがないように。

ちなみに、耳をカットするのは
麻酔がかかった状態のときで
猫に痛みなどは
ないそうです。

愛される地域猫ちゃんに
なってね。



竜之介先生(左)
本田先生(右)

「里親探しのボランティアさんたちに
本当に頭が下がります。
僕たちは、獣医師だからこそできる
ことで貢献したいんです」
ですって!

(T ^ T)(T ^ T)(T ^ T)

この模様は、
2月23日月曜日
18時15分からKKTで放送の
テレビタニュースevery.で!