今、各地で開催されている「がんサロン」
がんの患者さん達の情報交換や安らぎなどの為に作られた空間です。
治療に対する情報だけでなく、
不安や孤独感を緩和することができると注目されていますが、
先日「女性特有のがん」の患者さん達が集まる会にお邪魔しました。
「それは、がんという病気を経て本来の自分を見つめる機会をもった人たちだから」と
話す、主催者であるカウンセラーの藤岡典代さん。
「がんをはじめ、実は病気には恩恵があるんです。それまでの社会的な立場や見栄などを超えて自分の有り様を考えることが出来る。自分の本当にやりたいこと、大切なものは何かを考える許可証をくれるのです。」
話す、主催者であるカウンセラーの藤岡典代さん。
「がんをはじめ、実は病気には恩恵があるんです。それまでの社会的な立場や見栄などを超えて自分の有り様を考えることが出来る。自分の本当にやりたいこと、大切なものは何かを考える許可証をくれるのです。」
このリ・ボーンプロジェクトは、
女性特有の病気になったことをきっかけに自分の“女性性”について掘り下げていく事で、与えられた性をどう扱うか探ろうというの目的。
それぞれに、女性としての気持ちや、
病気になる前に「(女だから)◯◯しなければならない」という思い込みを持っていた事、そして今はそこから離れ、ずいぶん楽になった事などを語り合っていました。
「夫との関係や子どもとのことなど
女性であるからこその、〜なければというイメージは、自分に対する批判につながるから、なおるものもなおらないなんてことになります」というみゆきさん。
自分軸で物事を考えることが大事なのだそう。