2013/10/14

はじめての子宮頸がん検診

20代〜30代の女性に急増している子宮頸がん。

でも若い女性の検診率は低く、熊本県では20代の検診率は約8%。
「産婦人科に行く事に抵抗がある」という女性も多いのが現状です。

そんな中、「初めての子宮頸がん検診をうけてみる」
という大学生の女の子達に同行取材しました。

ここは、熊本市東区の田畑こどもレディースクリニック。


検診に初挑戦するのは、
りえちゃん24歳(左)と、ゆりかちゃん21歳(右)

先日、大学生を対象に開かれた子宮頸がんの勉強会にも
積極的に参加してくれたふたりです。


「ひとりで検診を受けるのは勇気がいるけど、友達と一緒にうけると大丈夫そう」
と言うりえちゃんとゆりかちゃん。

病院にも、若い人の場合、お友達同士や、親子で来る人が多いそうですよ。


受付を済ませたら、問診表に記入します。


「緊張して、手に汗をかいてきた〜」というふたり。

がんばれ。すぐ終わるからね。


個室での検診スタート。


まずは、医師による簡単な問診からです。

「検診に良く来てくれましたね。検診は緊張するよね、
すごく分かりますよ。私も嫌いだもの。
でも、受けておくと体のメンテナンスが出来るから、大事な事ですよ。」

と優しい田畑医師。


問診では、生理の状況や、体の調子の事など医師と話します。


内診を前にゆりかちゃん、「実は内診が怖くて」と緊張のあまり涙。

「すみません(涙)」と言うゆりかちゃんに、

「そうね、分かりますよ。そういう人沢山いますから。
リラックスして受ければすぐ終わるからね。
嫌な時はすぐ言って下さいね。
大丈夫よ、痛みはほとんどないからね。」

とこたえる田畑医師。

「不安な事は何でも、私たちに言っていいのよ。」
と言われ、ゆりかちゃんも緊張がほぐれたようです。



内診台に座って、内診をうけます。時間にすると2分くらい。


検診後。

「内診は、違和感があったけど痛みはありませんでした。
婦人科の先生に生理など体の悩みも相談できるんですね。
子宮頸がんを防ぎ自分を守るために検診は大切だと思いました。」
とりえちゃん。


「受ける前は不安だったけど、
思っていたイメージより早く終わりました。
先生も優しかったです。来年も受けます。」
とゆりかちゃん。


「検診は体のメンテナンス。子宮頸がんは検診で、
がんになる前の状態で見つける事ができるから、
是非受けて欲しいです。」と田畑医師。


りえちゃん、ゆりかちゃん、お疲れ様でした!

ふたりは、まわりのお友達にも検診を勧めてくれるそうです。
ありがとう。

★田畑こどもレディースクリニック★
熊本県熊本市健軍本町1-5 
TEL 096-214-7112

www.tabataclinic.com/‎