私が住む熊本は小さな町ですが、魅力的な人が沢山います。
そんな人たちをもっと多くの人に知ってもらいたい！
そこで、私が出会った素敵な人たちに色々な質問をしてその魅力に迫ります。
１回目のゲストは、宮本マリコさん。
そんなマリコさんにお話を聞きました。
そんな人たちをもっと多くの人に知ってもらいたい！
そこで、私が出会った素敵な人たちに色々な質問をしてその魅力に迫ります。
１回目のゲストは、宮本マリコさん。
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photo by hisatomo eto
マリコさんと知り合ったのは、あるファッションイベント。
そのイベントでモデルをしていたマリコさんは、
背中の大きくあいたドレスを身に纏い堂々と歩く姿が素敵で、 若さだけでは決して出せない、奥深い美しさがありました。
現在、熊本・光の森のエステサロンのオーナーをしているマリコさん、
実は乳がんのサバイバーです。右胸を切除する手術をしています。
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そんなマリコさんにお話を聞きました。
美香「マリコさんを初めてみたのは一枚の写真だったんです。
その写真は赤いニットとジーンズで
リラックスしたお姿がかっこ良かったな〜。
そしてスタイリッシュな坊主頭が
その写真は赤いニットとジーンズで
リラックスしたお姿がかっこ良かったな〜。
そしてスタイリッシュな坊主頭が
素敵でした！」
マリコ「あれはね。化学療法を受けて髪が抜けた後だったの。
だからまだ身体もむくんでいたのよ。」
美香「でもそんなこと、全然感じさせないくらい
素敵なリラックスした笑顔でしたね」
マリコ「確かに、病気になり死を見つめた事から人生観が変わったから。
手術をして命があったことに感謝したというか。
良い事だけに目を向けようって思ったからかな。」
乳がんの“ステージ３後期（末期）”しかも肺に転移していると診断され、
辛い化学療法後、右胸の切除をしたマリコさん。
今はその体験を、エステサロンを訪れたお客さん達に話し
“自分を愛する大切さ”を伝えています。
美香「ご自分の闘病体験を話されるのは、辛くなかったですか？」
マリコ「ううん、
私は “病気の人” じゃなく、 “病気を治療している人” として、
“病気の話” じゃなくて “健康になるための話” をしているから、
辛くはないですよ。
そして、周りの若い女の子たちにそれを伝えるのは、
自分の役割なのかなと思ってるからね。」
マリコ「あれはね。化学療法を受けて髪が抜けた後だったの。
だからまだ身体もむくんでいたのよ。」
美香「でもそんなこと、全然感じさせないくらい
素敵なリラックスした笑顔でしたね」
マリコ「確かに、病気になり死を見つめた事から人生観が変わったから。
手術をして命があったことに感謝したというか。
良い事だけに目を向けようって思ったからかな。」
乳がんの“ステージ３後期（末期）”しかも肺に転移していると診断され、
辛い化学療法後、右胸の切除をしたマリコさん。
今はその体験を、エステサロンを訪れたお客さん達に話し
“自分を愛する大切さ”を伝えています。
美香「ご自分の闘病体験を話されるのは、辛くなかったですか？」
マリコ「ううん、
私は “病気の人” じゃなく、 “病気を治療している人” として、
“病気の話” じゃなくて “健康になるための話” をしているから、
辛くはないですよ。
そして、周りの若い女の子たちにそれを伝えるのは、
自分の役割なのかなと思ってるからね。」
マリコ「私ね、病気で得たのは悪い事ばかりじゃないと思う」
美香「それはどういうことですか？」
マリコ「日本でも女性の社会進出がさかんになって、
私もご多分に漏れず、バリバリと働いてきたのね。
無理して男みたいに働いて、
母性とか女性性とかそんなことから、だんだん離れていった。
毎日の生活も我慢する事が多かったし、
昨日してしまったことへの後悔や
今後の不安に押しつぶされそうだったこともあるの。
今思えばそんな不安や不満、我慢が
自分を病気に向かわせた気がする。
明日の事をいい風に考えられたら
病気になることはないのかななんて。」
美香「まだまだ、日本の女性達は
日々の暮らしの中で我慢することが多いですよね。
自分の事が後回しになってる。」
マリコ「そう。いつもどこかで我慢している人が多いよね。
だから、何かあった時に
自分以外の何かに理由を求めたりする。
でもね、結局は自分だから。
自分で自分を幸せにして欲しいな。
自分が幸せじゃないと、
周りを幸せにするなんて出来ないものね。」
マリコ「がん末期と診断された時もね、私死ぬ気はなかったの。
自分の選択肢に死はないっていうか。
愛する子ども達もいるしね。
私がこの世からいなくなる現実は
あり得ないって思った。
人は思った通りにしかならないから。」
美香「なんだか、マリコさんと話していると
こちらが元気が出ます。
マリコさんがそんな風に魅力的なのは、
辛い体験をしたからこその
優しさがあるような気がします。」
マリコ「もちろん、辛い事はありましたよ。
でも楽しくするのって自分だから。
私が今やっている美容の仕事も、
女の人に美を楽しんで欲しいから。
綺麗にならなきゃって
不安からエステを受けるのではなく、
気持ちいいからエステに行こうとか、
綺麗になるぞ〜って
楽しんで受けるといいですよ。
だって美容って楽しいものだもん。」
美香「女性のキレイとメンタルって繋がってますよね。」
マリコ「そう、普段忘れているけどイイ事だけに目を向けて、
自分で自分に優しくするって大事よ。」
美香「マリコさんのキレイの秘訣はそこなのかな」
マリコ「私ね、自分像を自分で作る事にしてるの。
はつらつとして、冗談言って、楽しい自分像。
“痛面白い人”
を演じてる（笑）。
そしてね、女だからオシャレして、
かっこいい！って言われたいじゃない？（笑）」
マリコさんは、エステサロンで癒しの時間を提供し、ご自分の体験を話す事で、
女性達に「自分を大切にすること」を提案している温かくて優しい母性あふれる人。
今も病気と向き合いながら、女性達に沢山の元気を与えています。
マリコさんのエステサロン「肌美人」
http://hadabijin.info/shop.htm