2015/03/16

子宮頸がん啓発作戦44 お父さ〜ん、娘の声を聞いて下さい♪

月曜日。

テレビタミンが終わって大急ぎで
駆けつけたのは
熊本大学医学部保健学科。

そうそう、
おかかチーズと
明太子のおにぎりが入った
お弁当を食べるため!

・・・ではなく、

「熊本大学医学部保健学科での
子宮頸がん啓発の
新サークルの決起集会」

に参加するためです♪

美味しいお弁当を
ペロッと頂いてから
皆の話に耳を傾けます。



夜にも関わらず集まった
保健学科有志14人。




決起集会では、
まず田代教授から
子宮頸がんについての知識を得て

「子宮頸がんのイメージ」

「同世代の女性達に検診を
受けてもらうにはどうしたら良いか」
について話し合いました。






「まず学校で習っていないから
子宮頸がんを知る方法がない」

「産婦人科に行くと、
妊娠とか中絶とか
思われるから行きにくい」

「自分のこととして捉えていない」

「人に相談できないイメージ」

「検診で何をされるか
分からないから怖い」

などの意見が出ました。

ふむふむ。

知るチャンスがなかったんだもの
子宮頸がんが
若い女の子達に馴染みがないのは、
当然なのかも知れません。



では、どうしたらいいのか?

で出たのがこんな意見↓↓


なかでも「なるほど〜」と思ったのは
同世代の親への働きかけ(特に父親)という意見。

「検診に行きたいって母親に言ったら
『お父さんがそれを知ったら
悲しむよ〜』って
言われたんです。

それは性交渉が
キーワードだから。

だから子宮頸がん検診に
行くって親に言いづらい。」

という意見や

「もし父親が
『検診に行ってこいよ』
って言ってくれたら
お!お父さん、きちんと分かってる!
って思いますね」

「検診費って大学生には
バカにならない金額だから
お父さんが、
私たちのためを思ってくれたら
有難いです」

という声もありました。

可愛い娘さんを守るために
お父さんの存在は大きいようでした。

年頃の娘さんを持つお父さん方、
ご理解とご協力をお願いします!





今日から動き出した
熊本大学医学部保健学科の皆さん。

これから出来ることとして

★大学生の現状調査
★みんなで検診ツアー
★産婦人科情報のマップ作り
★学園祭などでの健康教育

の4つに取り組むことになりました。

みんな、偉い!

一緒に、楽しみながら
子宮頸がん検診広めていきましょう♡