「どんぐりん」
なかなか素敵なネーミングの
キャラクターを持つ
八代農業高校泉分校で
講演をしました。
テーマは「いのち」
いつもは、
小中学校だと動物愛護の、
高校だと子宮頸がんの話をすることが
多いのですが
今回は
「食といのち」の話をしました。
人に見放された犬猫の殺処分現場の
取材を進める中で出会った
元食肉解体作業員、坂本さん。
犬猫の殺処分現場でも、
お肉になる為の牛や馬などの
屠畜の現場でも、
そこに働く人たちがいます。
坂本さんは、
「最期だけでも出来るだけ、
苦痛を味わわせないように」
と屠畜前の牛を一頭一頭
ゆっくりと撫で、
話しかけることを続けてきました。
坂本さんと心が通じた牛は、
暴れることなく、
じっとしているから
屠畜銃が急所に当たり、
静かに倒れていくそうです。
私達が食べているお肉やお魚、お米や
お野菜だってかつては
いのちだったこと、
そして
いのちの現場で働く人たちの姿を
伝えたいと、
坂本さんのいろんなエピソードを交えながら話をしました。
高校生のみなさん、
真剣に耳を傾けてくれて
とても嬉しかったです。
「これから、
食べるものひとつひとつに
感謝します」と
感想を話してくれた生徒さんたち。
ありがとう。
わたしはどこでしょう?
正解は
体育の授業前に玄関で見送ってくれたみんな。
わたしの同僚が所属する
サッカーチームの監督さんでした。
後ろに小さく写っているのは
教頭先生♪
八代農業高校泉分校のみなさま
ありがとうございました!